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K-Oカードカウント値を学ぶ

どのシステムにおいても、最初にやらなければならないのは各カードにカウント値を割り当てる作業だ。

アンバランスのK-Oシステムでは、以下のカードカウント値を採用している。

鋭い読者は、「-」よりも「+」の記号のほうが多いことにすぐ気づくだろう。

それは、全てのカウント値の合計が±0にならないからだ。

そしてこれが、K-Oシステムがアンバランスと言われる理由である。

カウント値は+1、0、-1に限定され、それぞれのカードにはひとつのカウント値のみが割り当てられるので、K-Oシステムは純粋なレベル1 システムとなる。

そしてレベル1 システムは、多くのカードを素早くカウントすることを可能にする。

なぜなら0に相殺するカードの組合せが見つけやすく、計算が容易になるからだ。

また、カードの柄が関係ないため、カードを一目見ればカウント値をすぐに判断できる。

カードカウンティングに習熟するためには、各カードのK-Oカウント値を暗記する必要がある。

そして実践的な状況の中で、それぞれのカウント値を即座に思い出せなくてはいけないのだ。