疑われている時の対処法

「疑われてれているな」と思ったらどうするか

プレー中にカジノ側からカード・カウンターと疑われれば、すぐに肌で感じとれるものです。

急にディーラーの態度が冷たくなったり、ピットボスがじっとこちらのプレーを見つめはじめたりします。

また、ピットボスがこちらに背を向けて何やら他のピットボスとコソコソ相談し始めたら要注意です。

このような時はどうすればいいか。

ディーラーに気付かれたときとピットボスに気付かれた時とでは対処方法が違いますので、それぞれに分けて考えてみましょう。

ベテランのディーラーの中にはカード・カウンティングの基礎を知っていて、カウントしながら配っているのもたまにいます。

また、数えてはいないにしても、長年の勘で、10が残り少ないか多いかくらいは分かるディーラーは案外多いのです。

このようなディーラーは、ベットの仕方ですぐにあなたがカード・カウンターであることに気付いてしまいます。

しかし、自分がカード・カウンターであることをディーラーに気付かれたとしてもさほどあせることはありません。

日本と違い、外国では自分の勤めている会社への盲目的忠誠心というものはありませんので、あなたがカード・カウンターであることをピットボスに反射的に言いつけられることは稀です。

ここで重要なことは、ピットボスに言わない方がそのディーラーにとって利益になると思わせればいいのです。

そのためにはとにかくチップ、しかもカウントが高い時にディーラーのためにベットを置くティップが非常に有効です。

ティップの金額は、あなたが現在ベットに使っているチップよりも一つ単位の低いチップ(ラスベガスのカジノの場合、緑=$25のチップを使っているなら赤=$5のチップを、黒=$100なら緑を一枚、という具合に)を一枚ベットしてあげるといいでしょう。

この時、思わせぶりにウィンクでもすれば完璧。

物分かりのいいディーラーであればニヤッと反応して、あなたがプレーしやすいように結構深くまで配ってくれるようになったりする場合すらあります。

カウントが高い時にベットを倍にする度にティップを置いてあげればディーラーはもうあなたの味方になり、あなたのことをピットボスに言いつける心配はまずなくなります。

念のために断っておきますが、このようにディーラーと協力しあっていることがピットボスには絶対にバレないように気を付けて下さい。

もしバレたらあなたがそのカジノから追放されるだけではなく、そのディーラーの首までとびます。

もし、これだけしても相手が無表情か不機嫌そうな顔をしていれば、そのカジノでこれ以上プレーするのは危険です。

ディーラーのなかにはすべてのカード・カウンターに敵対意識を持っている人もたまにいます。

ピットボスに告げ口される可能性が高いので少なくとも違うシフトになるまではそのカジノには戻らない方がいいでしょう。

もしピットポスがあなたがカード・カウンターであるかどうかまだ確信を持てない段階であれば、ビットボスがこっちを見ているなと思った時に、別ページで列挙した下手なプレーをしてみましょう。

下手なプレーをした後、ピットボスが呆れた顔をして他のテーブルへ去って行けば、うまく騙せた証拠です。

しかし、それでも疑われている感じがしたらすぐに止めて他のカジノへ行くべきです。