コンプの仕組み

平均ベットが50ドルのプレーヤーと500ドルのプレーヤーとでは当然のことながらそのコンプの内容に違いが出てきます。

また、平均ベットが同じ500ドルのプレーヤー同士でも1時間だけプレーするのと8時間プレーするのとではやはり違いがあるでしょう。

それでは、カジノは果してどのようにしてコンプの内容を決めるのでしょうか。

カジノによって若干の違いはありますが、ほとんどのカジノではそのプレーヤーからカジノが得ると思われる期待収益額の4割程度の金額相当のコンプをそのプレーヤーに還元すると言われています。

例えば、平均ベット100ドルでブラックジャックを1時間プレーしたプレーヤーにいくら分のコンプができるかを計算してみましょう。

※ブラックジャックでのカジノ側の期待収益率は2%で1時間に60回のディールができると考えるのがカジノ業界での「常識」です

ただ、実際のカジノではこれらの計算にもとづいて、部屋代を無料にするには平均でドルで時間プレーしなければならない、といった指標がそれぞれのコンプの種類別にすでに出来上がっています。

なお、上表はあくまでも目安です。

個々のカジノによって基準が違いますので、行きたいカジノホテルが事前に決まっていれば、そこに実際に電話することで直接それぞれのコンプのための基準を聞き出すことができます。

カジノ側は常にすべてのプレーヤーのプレー時間および平均ベットを見ているわけではありません。

こちらから頼まないとせっかくのプレーがコンプの対象にならないという可能性があります。

そこで、ピットボスに、「I would like toget rated. (私のプレーのレーティングをしてくれ)」と頼みましょう。

すると、あなたの名前と住所はコンピューターに登録され、どれだけのベットで何時間プレーしたかをしっかりと記録してもらえます(このようにあなたのプレーを記録することを「レーティング」と呼びます)。

カジノによっては最初にレーティングを頼むとVIPカードなるものを作ってくれて、以降そのカ
ジノでプレーするときにはそのカードさえ見せればすぐにレーティングを始めてもらえるというシステムを取っている所もあります。

なお、レーティングを頼む際には身分証明書を見せる必要がないため、偽名を使っても大丈夫ですが、宿泊代を無料にしてもらってそのホテルで泊まりたいと考えている人は本名を使った方がいいでしょう(チェックインの際に身分証明書を見せなければならない場合があるため)。

ちなみに、オンラインカジノでは、コンプ申請をしなくても登録者全員がコンプ（無料サービス）を受けている状況になります。キャッシュバック制度、登録時無料プレイ券や随時行われるキャンペーンがそれにあたります。

特にキャッシュバック制度なんて、普通はVIPしか受けれないサービスなのですが、全員に、かつ、登録時から適用する（できる）のは、オンラインカジノならではです。

これは何故できるかというと、オンラインカジノでも、ランドカジノ同様、人件費やソフトウェア代、ライセンス管理代など実は結構費用がかかるのですが、ランドカジノとの一番の費用の違いがでるのが、「建物の建築費用」「土地の購入費用・賃借料」「水道光熱費、固定資産税などの不動産維持費」です。

＜　左：リゾカジ（マカオ）　右：フォートラベル（ラスベガス）　＞

↑の写真でもわかる通り、現在人気のカジノは、ラグジュアリー系、高級感のあるカジノなので、ここにお金がかかります（笑

自分達が利用する立場なら有難い限りですが、いざ自分が運営側に回ると考えると、いったい建てるのにいくらかかって、いつ建築費用を返済しきれるのかとゾッとしますね（汗　まぁ実際は、借入ではなく、ファンドで出資としてお金を集めているんでしょうけど・・・。

ただ注意点なのが、オンラインカジノの場合、偽名はNGで、本名及び実際の住所で登録をする必要があるのと、本サイト経由特別のボーナス（期限付き）もあるので、そこは注意ください。

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